広島楽友協会ファンクラブ al fine(アルフィーネ)は、広く一般の方に広島楽友協会のファンとしてその活動をご支援いただく組織です。「賛助会員」制度としてスタートいたしましたが、より気軽にご入会頂き、より一層親しみを持って応援して頂きたいという思いから、2025年度よりファンクラブ al fineに改称いたしました。
音楽に馴染みがあればご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、al fine は音楽用語として使われるイタリア語で、「最後まで」という意味です。楽曲を途中まで演奏した後、曲の冒頭や指定箇所まで戻った後に「最後まで演奏せよ」という指示で使われます。広島楽友協会のファンになってくださる皆様には、弊会が提案する様々な楽しい音楽体験に共鳴・共感し、「最後まで」ずっと変わらず弊会を応援して頂きたいという思いから名付けました。
プロ奏者によるクラシック音楽の演奏会のうち、出演人数規模が大きいもののほとんどは、企画制作費、会場使用料(弊会使用規模で30~50万円ほど)、出演料等の人件費(弊会Voyageシリーズ規模で100万円弱程度)などの諸経費をチケット収入だけではまかなえません。その多くを公的な補助金や民間の助成金、そして企業からの協賛金などに頼っているのが実情です。広島楽友協会でも、そうした公的な補助金等を獲得する自助努力はいたしておりますが、必ず採択される訳ではないため、常に運営面では財政的な困難に直面しております。
弊会は、2024年度まで年間100万円以上の赤字を代表が負担する形で年2回の弦楽合奏による演奏会を開催し続けて参りました。しかし、代表による個人負担も限界に達し、2025年度は規模を縮小して9月に1回の開催に止めることといたしました。それと並行して、弊会の知名度アップと事業持続性の確保を目的に、匿名企業からのまとまった資金援助を得て2026年度にオーケストラの新たな可能性を提示する一大プロジェクトを企画いたしました。しかしながら、収益性の低さを理由に匿名企業から資金援助を打ち切られ、弊会の事業運営は現在設立以来の危機に瀕しております。
弊会の活動理念は、設立以来一貫して「広島を世界に誇る平和音楽文化都市に」です。しかし、様々な新しい娯楽が溢れる現代、そして物価高や円安等による不透明な経済情勢も手伝って、クラシック音楽の生演奏という音楽文化の芽を成長させることは容易なことではありません。それでも、弊会はここ広島に豊かな音楽文化の土壌を育むべく引き続き全力で取り組んで参ります。広島楽友協会のコンサートは、まず出演者が全力で楽しんで音楽を作っております。舞台上の全員の楽しさが客席に伝わる、だから広島楽友協会のコンサートはいつ行っても楽しい!そう言って頂けるよう、これからも走り続けて参ります。是非ともファンクラブ会員としてご入会頂き、弊会の継続的な活動をご支援ください。